オフグリッド太陽光発電のための
充電・放電用のコントローラー
(過充電・逆流防止、充電制御、過放電対策など)
バッテリへの蓄電目的
コントローラーの選択
ソーラーパネルのシステム電圧と最大発電電流に合わせて充電コントローラーを選択します。
放電機能は直流最大負荷電流に合わせて選択します。
直流のみを使用する場合は、充電と放電の両方の機能が必要になります。
交流のみを使用する場合は、DCACインバーターの放電機能を使用することができる場合がほとんどですので、コントローラーでの放電機能は必ずしも必要とはしません。
交流と直流を使用する場合は、充電と放電の両方の機能が必要になります。
以上より、直流・交流の両方を使用するかどうかなどにより選択するコントローラーの種類が決まります。
また、それぞれのコントローラーにより様々な付加機能がありますので最適な物を選びます。
- ソーラーパネル入力電流は、仕様以下の容量(合計)の物であれば利用できます。(10A は、0 ~ 10Aまで)
- 負荷の出力電流は、仕様以下の容量の物であれば利用できます。(10A は、0 ~ 10Aまで)
○ 充電コントローラー
過充電を防ぎ、バッテリーに最適な状態で充電します。
夜間や曇天など、ソーラー発電をしない時間に、ソーラーパネルからバッテリーに逆流しないように制御します。
○充放電コントローラー
充電コントローラーの機能にプラスして、放電制御をおこないます。放電制御とは、バッテリが過放電にならないようにある一定の電圧まで下がる場合に出力をカットしてバッテリを保護します。電圧の値や電流量を制御する機能は一般的にありません。バッテリの電力をそのまま出力します。
ソーラー発電から、バッテリーに充電 負荷の使用まで効率良く使用できます。
将来、ソーラーパネルの増設を検討していれば、あらかじめ追加合計容量をカバーするコントローラーを購入しておくと無駄がありません。