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7.252017
鉛バッテリーの設置とメンテナンス(オフグリッド太陽光発電)
鉛バッテリーの設置とメンテナンス(オフグリッド太陽光発電)
鉛バッテリーの取り扱いに付いて
- バッテリーのターミナルには、太陽電池充放電コントローラーと DCACインバーターなど2つ以上のケーブルを接続出来ます。
- 密閉バッテリーの状態や残量状態の目安を確認する場合はテスターを利用します。
- 購入後は満充電されていません。充電されない状態が続きますと劣化しますので到着後・利用後は速やかに充電をおこなってください。
- 負荷をご利用の前に、バッテリー充電器やソーラー発電で必ず満充電をしてください。
- 劣化が激しくなりますので、完全放電にならないようにご注意下さい。基本的には残量の半分程度までの利用がお勧めです。
バッテリーの取り扱いの注意事項
- バッテリーは機種・容量により適切な充電器があります。必ず適合している充電方法、充電器をご利用ください。適合していない充電器や誤った充電方法は、破損、事故、劣化の原因になりますのでご注意ください。充電の際に、異臭・膨張・液漏れなどがある場合は直ちに利用を中止してください。
- バッテリーに添付している取り扱い説明書をご覧ください。バッテリー特有の注意点をよく理解された上でご利用下さい。バッテリーにより、特に充放電時は、ガスの発生や本体爆発などの危険があります。換気のよい場所でご利用ください。
- バッテリー特有の利用方法や取り扱いに慣れていない場合は、知識と技術がある方に設置をご依頼ください。
- バッテリーに衝撃を与えないでください。また、引きずったり落下させたりしないでください。
- バッテリーの電解質の漏れや、破損・変形などが無いかを常に確認ください。
- バッテリーを繋げる機器に、容量や仕様が適合するかご確認ください。
- バッテリーの接続に使う金具やケーブルは、必ず容量に適合した物をご利用ください。発熱や火災の原因となります。
- ショートや逆接続は危険ですので、ご注意ください。
- バッテリーを扱う際は、ネックレスや通電する物を外してください。ドライバーやスパナなどは絶縁対策をしてください。
- バッテリーは使っていなくても、放電により電圧が低下します。最低1ヶ月に一度は満充電してください。
バッテリーの設置について
- 通気性のよい、下記の条件に合う場所でご利用ください。
- バッテリー本体が、雨で濡れる場所、水に浸かる場所など、水や粉塵が掛かる場所には設置出来ません。
- 暖房、発熱器具、エアコンの室外機などの温度が上がるところや、直射日光により温度が上昇する場所には設置できません。
- 振動のない場所に設置
- ガスが発生するため、換気できる場所に設置
- バッテリーは、スパークを発生する場所や発熱する場所では利用されないでください。
- 本体や端子、ターミナルなどは、常に綺麗にしてください。
バッテリーのチェック
- バッテリーの充電が足りない、または充電をしているにも関わらず、インバーターなどの負荷を繋いだり負荷の電源を入れると電圧が下がる場合は、バッテリーの劣化などが原因の場合がございます。
- バッテリーの確認方法のひとつは、充電完了後に全ての機器を外して24時間以上ののちに電圧測定を行うことです。
これが12Vを下回る場合は劣化しています。 - また、これで充電電圧が正常の場合でも、インバータースイッチを入れたり負荷を繋いだ後に電圧が極端に下がる場合は同じく劣化です。
- バッテリー検査の簡単な方法として、電圧測定が有効です。ちなみにソーラー発電の場合は、時期により曇や雨が多いため、蓄電不足になることが多くあります。
- また、定期的に外観のチェックを行ってください。
バッテリー本体の膨張や変形、破損やひび割れ、液モレ、劣化など、普通の状態や以前と異なる点がある場合は、直ちに利用を止めてください。 - 鉛バッテリーは基本的に修理出来ません。廃棄またはメーカーにご連絡ください。
- ケーブルや接続部分、ターミナルの腐食や錆などの変化に注意してください。ターミナルを含む本体は常に綺麗な状態にしてください。
- バッテリーが劣化した状態、過放電・過放置が続いた場合、充電しても電圧が上がらない状態、バッテリー液が規定より少ない状態など、バッテリーが正常に利用できない状態で利用を続けた場合、バッテリーが爆発するなどの危険が御座いますのでご注意ください。
バッテリーは、必ず正常に利用できるようにしてください。バッテリーは有害な爆発性のガスを発生しますので、通気性の良い場所で換気してご利用下さい。